クラスターエッジ12
主人公であるものの謎の多いアゲートのことが、少しずつ明らかになっているというような展開ではあるものの、どんどんと逆に何者であるかがわからなくもなっているというちょっと不思議な状態となっています。
これは、意図したものなのかどうかということはわからないのですが、かなりキャラも変わってしまったのではないかとも思わせる部分があります。
この先にはいろいろな展開は予想できますが、今のところはあまりいい方向には進んでいない気がします。
主人公であったはずのアゲートですが、それさえ疑問に感じるようなことになっているのは、もちろん設定的なこともあるのでしょうが、アゲートの心というものが、あまり描かれなくなってしまったということにあるのでしょう。
個人的には、不思議な力を使っていろんな人たちとふれあいながら、少しずつみんなを幸せにしていくような存在として描いた方が見ていても安心で、面白い話になるとは思うのですが、どうもそうではなさそうで、初めの頃の主人公としての魅力ある姿は徐々になくなっている気がします。
はたしてこの物語に、主人公というものがいるのかということも多少疑問ではあるのですが、どのキャラクターにも感情移入をしにくい状態であることには違いが無いでしょうね。
多すぎるというのも一つですが、主人公らしき人物に謎が多くて心を明かさないというのもそろそろ問題でしょうね。
なんとなくモヤモヤがたまって来ます。
2011年10月9日
